ハーレーダビッドソン レイクウッド ブログ <スタッフボイス>

今日は定休日でお休みをいただいております :-P

昨日以前に買っておいた飛行機のパイロットの話を書いた本を読んでしました。
その中で、「グレートキャプテン」の引退のお話がありました。
その方は、若い頃からの訓練で同期の人たちが苦労して、大変な思いをして、時には試験に落ちてしまって・・、という難関を簡単に通り抜けたそうです。
しかし、定年が近づいてきたある日、いつもなら難なくこなしている試験がとても難しく感じて、初めて汗びっしょりになり、試験を終えたそうです。
その試験の教官はそのキャプテンを昔から良く知っていた方で、その方を一目置いていたそうですが、その衰えぶりにショックだったそうです。
試験はそれまでの技量も考慮して合格になったそうですが、当人とその周辺の方はかなり動揺したそうです。
しかし、そのグレートキャプテンと呼ばれていた方は、なぜ急にそんな状況に自分が陥ったのか、全く分からず動揺したそうです。
そして、若い頃から何の苦もなく試験を通ってきたのでその対処の仕方がわからなくなったそうです。
それがきっかけで、引退を決意されたそうです。
その本にはこのように書かれていました。
「自分の技量が衰えた時、あの時なぜ自分が上手だったかが、判らなかったように、下手になった理由もみつけられなかった。それに比べ努力して理屈をこねくり回して技量を向上させたものは才能に頼る事が少ないだけに技量の衰えも少ないと言われている」・・バイク乗りも一緒かな・・と思います。
・・・最近思うのですが・・・自分は不器用で良かったのかな・・・と思います :mrgreen:
起こる事には必ず意味があるのですね・・・。
不器用ですみません・・・(高倉健かー・・・!)

引用させていただい本です :-P